ろうの高校生への遠隔情報支援授業や部活で先生の音声をICTで文字にする!
一般高等学校に通う≪ろう生徒≫への情報を支援しています
現在、日本の一般高等学校ではろう・難聴生徒に対する情報保障の制度がありません。彼らは主に「ろう学校高等部」と「一般高等学校」に通っていますが、大学に進学する生徒の多くは一般高校を卒業しています。しかし一般高校の授業で得られる情報量は極めて少なく、過大な自主学習よにって成績を収めているのが実態です。義務教育である小・中学校で特別支援学級(難聴学級)など教育の環境整備がすすむ中、その生徒たちの進路である高等学校の情報保障は大幅に遅れています。高等学校が準義務教育化するいま、ろう生徒たちが自己目標の達成に向け確かな学力を身につけられる教育環境の整備は急務であり、高等学校(後期中等教育)における諸事情を考慮すると現段階では筑波技術大学が研究開発を行っているT-TAC captionを使用した遠隔PC文字情報保障システムの導入が適切だと考えています。BBEDでは、バイリンガル・バイカルチュラルろう教育の義務教育を卒業し一般高校に進学する高校生に対して、授業や部活動での情報支援の研究と実践を行っています。■平成28年度JST(独立行政法人科学技術振興機構)RISTEX(社会技術研究開発センター)の平成28年度研究開発成果実装支援プログラム都立高校2校(生徒数2名)にて実施中協力:筑波技術大学、株式会社アイセックジャパン、NPO法人二枚目の名刺■平成27年度JST(独立行政法人科学技術振興機構)RISTEX(社会技術研究開発センター) 平成27年度研究開発成果実装支援プログラム都立高校2校(生徒数3名)、私立高校1校(生徒数1名)にて実施協力:筑波技術大学、株式会社アイセックジャパン、キリン福祉財団、NPO法人二枚目の名刺■平成26年度JST(独立行政法人科学技術振興機構)RISTEX(社会技術研究開発センター)の平成26年度研究開発成果実装支援プログラムに採択されました。<聴覚障害高校生への遠隔パソコン文字通訳での授業支援>協力:筑波技術大学、株式会社アイセックジャパン、キリン福祉財団